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2011年3月25日金曜日

停電でわかった事

計画停電が始まって、2週間、自宅、会社で何度か経験させてもらった。(街中は経験なし)夜の停電は、1回のみだが、、、わかった事を、書いてみる事にする。

1)案外、トラブルなく進む事
停電になると、通常、当たり前のように仕事ができた事、当たり前のように進んでいた事が、突然そのように行かなくなる。が、周りも同じような状況に陥る。従って、当たり前のように進めないのは、自分だけでなく、周りも同じ。故に、当たり前でなくても、皆、停電の為とあきらめて、あきらめたなりに事が進んで行くこと。

2)停電になると出来なかった事ができるようになる。
停電になると、ほとんど何もできない状態になるが、電気に影響を受けない事をし始める。山となった書類の整理、日頃、目もくれなかった場所の掃除などなど。何もマイナス面ばかりでは無い。

3)日頃、会話をしない人と会話するようになる。
こうめまぐるしく変わる停電日程。今日は、朝から、明日は昼から、明後日は、夜。場合によっては1日2回行うと案内が、、、、、しかも実際は中止になったりして、あるのか無いのかわからない。そうすると、日頃、話さない話題となる。「お宅、何グループ?」、「昨日は停電だった?」、「今日は停電だけどどうする?」などなど、話す内容が新鮮な話題に、、、、、、

4)ランプがついていない、信号機の直進(横断)の仕方
今日、初めて夜の信号機のついていない、車の往来の多い国道を、雨の中バイクで帰った。
まず、大きな交差点は、測道からメイン道路の、直進(横断)できない。メインは車は途切れることなく、車がバンバンと過ぎていく。そのまま直進するのはあきらめて、まずは左折し、本線に合流、そして、次の交差点で右折する。目的地によっては、遠回りになるがこれが安全で確実な事がわかった。

5)停電時の「ろうそく」の危険性
「ろうそく」はまず、日常では使わない。今夜、使う事になった。「ろうそく」の炎は上に上がる。其の上を通過するには気をつけないと、非常に危ない。手を伸ばした時の「服の袖」、紙も近づけられない。やはり、「ろうそく」そのまま使用するには、火事の危険が、、、、、。カンテラのように、覆う物が無いと、気をつかう事。(何かカンテラのような物が、自作で作成できないか思案中。)

6)毎日の習慣は暗闇でも有効
帰宅後、バイクに鍵を使ってのU字ロックのセット。暗闇でバイクカバーを取り出し、バイクにかける。そして最後にベルトでロック。通常この作業は、近くの外灯を頼りに行うが、停電で暗闇になっている。が、、、案外、暗闇でも作業ができる事がわかった。毎日に習慣がこの作業の感覚を体が覚えこませている。足した苦労もなく実行できた事。

7)テレビがつかない、周りは静か、、、、IPODが有効な事。
子供達は、IPODを持っており、乾電池電源のIPOD用外部スピーカーも持っている。「ろうそく」の灯りの元、この静かな夜に音楽が流れる、、、、これは、ちょっと雰囲気があって良い事。


ざーとこんな感じでしょうか。電気が無くとも、何とかなるもんです。これで収入影響が無ければ、大きな問題はなし。たかが2WEEKなので、偉そうな事は言えないが、、

なにより、このブログのテーマである「スローライフ」となる。何も早くする事はなく、みーんなが「スロー」になれば、「ファースト」から「スロー」に変われるのだ。皆様、この停電を経験をして、少し生活のテンポを落として見ればどうでしょうか?

2 件のコメント:

  1. 素晴らしいですね。
    環境への適応能力。
    変化に頭の切り替えができない人も多いですが…
    ちなみに私も、
    「何とでもなる、なるようになる」というのがポリシーです。

    私は普段からよくロウソクを使っています。
    ムード作りでもありますし、炎を見つめていて飽きませんね。
    フランフラン(御殿場のアウトレットにもあり)とかの雑貨屋さんに行けば、
    お洒落なロウソク受けがたくさんありますし、香り付きのロウソクというのもあります。

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  2. はっは。環境に適応している??そんなにお褒めを頂いても少々困ります。
    では、早速アウトレットにでも行ってみましょう!

    一人、ろうそくの灯りを元にPCを打っている姿は、何か異様な気がしますが、、、、、

    返信削除