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2012年3月25日日曜日

草の焼ける臭い、、田舎の臭い

正面は富士山なんですが、、
先日、書きました「演習場の野焼き」が本日、ついに行われたようです。昨日に続き強風と言ってもよいくらいの風でしたが、もうすぐ4月、いつまでも先延ばしにする事もできなかったのでしょう。

おおよそ、10頃からだろうと近くの丘みたいな所に行って、全景を見てみました。あちらこちらから火の手が見えます。この辺りに住み始めて、20年くらいになりますが、野焼きを見るのは初めてです。
それぞれ手分けして、火をつけるんですね。東西南北から燃え盛る火が遠く離れた場所からでも確認できました。こうやって遠くから眺めている分には良いのですが、知らない人や近くを通る人は、「何だ、何だ」って事になるんでしょうね。

午後になって、ちょっと落ち着いた所を見計らって、覗いてきました。大半が既に燃え尽きていましたが、所々にまだ炎が見えます。辺りには、パチパチと言う音と、草の燃える独特の臭い。

これほど大掛かりではありませんが、田舎でも刈り終えた後に燃やしていた時の臭いと同じです。田舎では秋の夕暮れには、あちらこちらで焼いておりました。決して嫌な臭いではないんです。おまけに、炎って、不思議と引き寄せられます。

これで、新しい芽も出てくる事になります。例年より遅いと思うのですが、その影響はどうなんでしょうか?今年は、桜の開花も遅れているし、虫たちも活動時期も狂っていると思われますが、、、
何は、ともあれ、これで演習場も春を迎える事になります。夏には青々したカヤ(すすき)が一面に広がってくる風景が目に浮かびます。
黒々とした大地が、、
富士山もほっとしているかな?

2 件のコメント:

  1. やっと、演習場に春が来ますね。
    この後、ふきなど春の山菜が楽しみになりますよね。

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    1. コメント有難うございます。
      そうなんです。この演習場は山菜が取れるんです。でも、勝手に入って取って良いものか?の問題はあります。それは別として、今年はどうなんでしょうかね、寒いのが長ったお陰で、山菜もかなり遅れるのでは無いかと、また、野焼きも遅かったので、取れるものか?などと心配をしております。

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