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2012年9月29日土曜日

いろんな顔を持つ、「大分県佐伯市」

のんびりした駅です。
電車が来ない時間は、ほとんどホームに人はいません。
ちょいと仕事で遠く大分県佐伯市に行く機会がありました。

さすがに九州、それも大分県に行く事はほとんど無い。幼少の頃別府に行った事はあるらしいが記憶も無い状態。さて、経路は、新幹線で小倉(北九州市)まで行き、日豊本線にて特急「ソニック」にて大分市まで。そこから在来線にて佐伯市まで。
所要時間:5時間(~小倉)+2時間(~大分)+1時間(~佐伯)=8時間 の移動である。

飛行機での移動もあるのですが、大分空港も余り便がよくなさそうで、まあ、電車と言う事で。(実は飛行機は余り好きでは無い)

↑写真は、帰り(9・28に撮影)した佐伯駅。私の田舎を思い出させてくれるローカル駅でした。そもそも日豊本線は、単線(複線の箇所があるような?)路線で、人もそんな利用は無い路線です。九州は博多~鹿児島までの鹿児島本線が主な路線で、西側を走る路線は、のんびりしたものです。
そう、山陽本線と山陰本線みたいな感じかなぁ。このようなのんびりした路線は嫌いではありません
。そのローカル線は走る特急電車もまた、いい雰囲気でした。新幹線は早いこと早いが景色を楽しむ事はできませんが、特急電車は、「旅している」で感じさせてくれます。
帰りに利用した特急「にちりん」車内、何か飛行機の中にいる様な雰囲気
特急「ソニック」の車内(音速の意味?)
在来線でこのスピード、「大丈夫か」と思うほど、確かに早かった。
翌朝は、佐伯市内から少し入った山間に移動。佐伯市って、聞いた所、先の市町村合併で九州一の広さを持つ事になった市の事。街中は大きい市には感じられませんが、人口は8万人くらいの市といいますか、人は多い。(大分県の一番南の市、宮崎県との県境と言っていい)

ここの地域は、ほとんど海面と同じ高さで、かなりの内陸までずーっとそうなんです。海から10KMくらい入った所は、周りは山に囲まれておりますが、海抜は1~3mくらい。だから津波が来たらかなり内陸まで来てしまうそうです。おまけに、川底が高く、氾濫すると水がなだれ込んで来る危険もあるとか、、、。そんな特徴のある地域です。
山間の水田
今から稲刈りの最盛期も迎えようとしております。
(静岡より早く刈り取りしそうだが、案外、稲刈りは遅い。)
向こう側に川があります。この川のお陰で、この水田があるのかなぁ

地域の方々とは少ししかお話できませんでしたが、気さくで話しやすく、人柄も良い人ばかりでした。そんな地形のおかげかも知れません。なーんか相性が良いように感じます。
時間が無く、、佐伯市内を見学する事はできませんでしたが、昔は城下町で小高い山(城山)に城跡もあり、麓には城下町らい街並みあり、いい雰囲気でした。
吉四六(きっちょむ)さんの家?
日本昔ばなしによく登場するそうで、有名だそうです。
(私は余りしりませんでしたが)
佐伯市内からは、かなり離れた山奥(吉四六の里)にて
国木田独歩の一文
佐伯駅に掲げておられました。有名な小説家?だそうです。
その城山の麓にきゅう坂本邸後に資料館があるとの事
佐伯駅前にある橋(海運橋)から海方面を望む
何でも昔は海軍航空隊基地があり、橋を渡ると海軍基地があった事から、
「海軍橋」と呼ばれていたそうな。
昔は造船業も盛んに行われていたそうだが、今は無い
色んな顔を持ってますね。田舎の田園、昔話の里、由緒ある城下町(毛利家)、小説家も好きだった城跡の城山、そして、海軍基地後。
どれもこれも、佐伯一帯の特徴を持つ顔なんでしょう。佐伯を含む海岸線もリアス式みたいな海岸線もあるようで、魚も旨いそうです。

いやーまた行きたくなりました。(ちょっと遠く過ぎて行けそうにありませんが、、)
九州に行く機会があれば、鹿児島、長崎、熊本が有名ですが、東海岸線の大分県佐伯市以南も
面白そうですよ。

是非!!
水田のあぜ道に咲いていた彼岸花
PS
そうそう「佐伯」てどう読みますか? 
さえき?
さいき?

「さえき」は間違いで、今は「さいき」が正解?のようです。

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