のんびりした駅です。 電車が来ない時間は、ほとんどホームに人はいません。 |
さすがに九州、それも大分県に行く事はほとんど無い。幼少の頃別府に行った事はあるらしいが記憶も無い状態。さて、経路は、新幹線で小倉(北九州市)まで行き、日豊本線にて特急「ソニック」にて大分市まで。そこから在来線にて佐伯市まで。
所要時間:5時間(~小倉)+2時間(~大分)+1時間(~佐伯)=8時間 の移動である。
飛行機での移動もあるのですが、大分空港も余り便がよくなさそうで、まあ、電車と言う事で。(実は飛行機は余り好きでは無い)
↑写真は、帰り(9・28に撮影)した佐伯駅。私の田舎を思い出させてくれるローカル駅でした。そもそも日豊本線は、単線(複線の箇所があるような?)路線で、人もそんな利用は無い路線です。九州は博多~鹿児島までの鹿児島本線が主な路線で、西側を走る路線は、のんびりしたものです。
そう、山陽本線と山陰本線みたいな感じかなぁ。このようなのんびりした路線は嫌いではありません
。そのローカル線は走る特急電車もまた、いい雰囲気でした。新幹線は早いこと早いが景色を楽しむ事はできませんが、特急電車は、「旅している」で感じさせてくれます。
帰りに利用した特急「にちりん」車内、何か飛行機の中にいる様な雰囲気 |
特急「ソニック」の車内(音速の意味?) 在来線でこのスピード、「大丈夫か」と思うほど、確かに早かった。 |
ここの地域は、ほとんど海面と同じ高さで、かなりの内陸までずーっとそうなんです。海から10KMくらい入った所は、周りは山に囲まれておりますが、海抜は1~3mくらい。だから津波が来たらかなり内陸まで来てしまうそうです。おまけに、川底が高く、氾濫すると水がなだれ込んで来る危険もあるとか、、、。そんな特徴のある地域です。
山間の水田 今から稲刈りの最盛期も迎えようとしております。 (静岡より早く刈り取りしそうだが、案外、稲刈りは遅い。) 向こう側に川があります。この川のお陰で、この水田があるのかなぁ |
地域の方々とは少ししかお話できませんでしたが、気さくで話しやすく、人柄も良い人ばかりでした。そんな地形のおかげかも知れません。なーんか相性が良いように感じます。
時間が無く、、佐伯市内を見学する事はできませんでしたが、昔は城下町で小高い山(城山)に城跡もあり、麓には城下町らい街並みあり、いい雰囲気でした。
吉四六(きっちょむ)さんの家? 日本昔ばなしによく登場するそうで、有名だそうです。 (私は余りしりませんでしたが) 佐伯市内からは、かなり離れた山奥(吉四六の里)にて |
国木田独歩の一文 佐伯駅に掲げておられました。有名な小説家?だそうです。 その城山の麓にきゅう坂本邸後に資料館があるとの事 |
佐伯駅前にある橋(海運橋)から海方面を望む 何でも昔は海軍航空隊基地があり、橋を渡ると海軍基地があった事から、 「海軍橋」と呼ばれていたそうな。 昔は造船業も盛んに行われていたそうだが、今は無い |
どれもこれも、佐伯一帯の特徴を持つ顔なんでしょう。佐伯を含む海岸線もリアス式みたいな海岸線もあるようで、魚も旨いそうです。
いやーまた行きたくなりました。(ちょっと遠く過ぎて行けそうにありませんが、、)
九州に行く機会があれば、鹿児島、長崎、熊本が有名ですが、東海岸線の大分県佐伯市以南も
面白そうですよ。
是非!!
水田のあぜ道に咲いていた彼岸花 |
そうそう「佐伯」てどう読みますか?
さえき?
さいき?
「さえき」は間違いで、今は「さいき」が正解?のようです。