何でもそうだが、あなたは100%の力を何時も発揮してますか?
100%で走っている事は、張り詰めた糸と同じで、何時も緊張状態に有ることになる。そうすると何か異常な力が加わると糸は切れてしまう。(どこかでよく言われている話と思うが)
故に、何事も少し余裕を持って、間を持って行動する事が大事。
バイクのチェーンって、そうなんですよね?余り張り詰めないで、少し余裕を持って張りを調整する。
ブレーキだって、少し遊びを儲ける。
何事も何時も緊張を持っていると、何時か切れてしまう。だから、少しは余裕を持って、「いざ!」て時に出せる力を残しておく。これがbestなんだと思う次第。
サラリーマンの世界において、良い上司は部下の状態を把握して少し余裕を持たせておいて仕事を与える。それを何度か繰り返して、その部下の力量を把握する。把握したら、その余裕を少しづつ無くして行き、突き止めるところ、最後には100%の限界を求める。最初は70%くらいから初めて、80%、90%と上げて行き、最後には100%って具合に。
まあ、その頃には部下の能力も上がっているので、最初は100%一杯一杯だった仕事が、経験を積むとそれが70%ぐらいの力でできる状態になっている。これが育てるって言うことかもしれない。
これが良い上司。
悪い上司の場合、最初から100%与えて、与えられた部下はいつの間にか、その糸が切れてしまう。まあ、いわゆる育てるって気が無いことだ。会社によっては、このような合理的な会社、結果だけを求めるのもあると思う。
会社は利益があってなんぼの世界なので、何時も100%の力を求める社風の会社があっても不思議は無い。でも、甘いかもしれないが、「育てる」余裕のある会社を選びたいもんだ。これから就職する諸君、そのような会社を是非、選んでください。
ただし、給料とは比例しない事も覚悟して。
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