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2011年9月2日金曜日

割箸の賛否両論

割箸は環境に負荷をかけているか?それとも環境に貢献しているか? 
よくある話なんだが、私は割箸は「環境に貢献している」派だ。

<環境に負荷をかけているケース>
樹齢何十年、何百年と言う木を切って、それを割箸にしている場合。 

<環境に貢献してる場合>
そんな大木では無く、雑木林などで出てくる間伐材を利用して作っている場合
 **間伐材  森林の成長過程で密集化する立木を間引く間伐の過程で発生する木材

 やっぱり普通に考えれば、割箸はその大きさからして、間伐材を使用していると思うので後者の方になる。

森は、成長するためには自然任せでは育たないと言うか、死んでしまう。なぜなら、間引かない事で光が入らなくなり、細い軟弱な木になってしまう。また、そういう木は風などによって倒れてしまい腐ってしまう。木は腐ってしまっては、炭素を吸収するどころか放出してしまう。よって良い事はない。だから、木を成長させるために、木を間引く。それが間伐材だ。
その重要な役割をしている間伐材を、どんどん消費される流れを作って、間伐材の消費を助けてくれているのが、この「割箸」だ。間伐材が消費されるサイクルが出来上がれば、間伐もされるようになり、それが森を活性化され、炭素を吸収すると言うサクルができる。

「MY 割箸」と言うのがあるが、そういった意味では、もしかしたら森を育てるという意味では逆行しているのかもしれない。環境は自然の大きなサイクルなので、そのサイクルを阻害する要因を生む可能性を秘めている。
消費する事が必ずしも環境に悪いとは言えない(消費しないことが、環境に良いと言えない)
また、環境に負荷をかけない為に、新たな方策を考えるのは良いが、新たな方策が、それ以前以上環境負荷を産んでは意味が無く、それこそ逆行だ。

環境は、規模が大きすぎて数値などで実証するのが難しいだろうな。何が一番良いのかわからなくなってしまいますね。



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