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2011年7月28日木曜日

河川敷の利用

河川敷は、普通は国、県、市の管理下にあって、個人の土地にはなっていないのが普通と思う。しかしながら実際は細かな所まで行き届かなくて、荒れている場合が多い。
秋には雑草が枯れ、まあ、見苦しい状態となる。

そこで、地元の人が個人/団体でボランテアで花を植えたり、木を植えたり、畑にしたりしている。
それらの多くは、それらの土地を私物化しているのではなく、通りがかりの人を楽しんでもらう為に行っている場合が多い。まあ、畑にしている人は収穫を楽しみに植えているので、完全に私物化していないとは言い切れないが。私も、一時期畑にして、野菜を植えた事もある。

実際、それらは綺麗な花を見させてくれ、景色を彩ってくれて、自然を感じる事ができ、散歩する人にとっては、心和む風景になる。

そんなある日、看板が立ち、「、、個人で植えているものは取り払うように、、、、」看板が立った。まあ、看板だけだろうと思っていた。確かにその土地は個人の物ではないので、個人の勝手にしてはいけないし、使う場合はそれなりの手続きが必要だろうとは思う。
それから数ヵ月後、突然、お役所から依頼を受けた業者が、そこら当たりに植えていた木や花を他の雑草と共に、全て刈り取ってしまった。非常に残念である。
切られた中には、草花だけでなく、十数年かかって育った樹木もある。これらの樹木は近所の方が手入れをして、荒地にはなっておらず、整備された状態であったのにも関わらず、容赦なく突然に伐採。

確かに、勝手に植えた方にも問題はあるかと思うが、それによって地域住民に迷惑をかけている状況ではなく、むしろ和ませて頂いていた。この「伐採」に何か目的はあったのだろうか?何も知らされていないので、どのような目的で、何時、どのように伐採するのか連絡も無いので、詳細はわからない。 
結果的に一瞬にして、一面の野原となった。雑草はなくなり荒れていた所はきれいにはなったが、、、、。十数年かかって育った樹木はそこには無い。

どういう過程を経て「伐採」に至ったのか、「伐採」には予算も必要だろし、予算まで使って「伐採」した目的は何だったのか? 非常に疑問である。

2 件のコメント:

  1. CLOVER & RAINBOW2011年7月28日 20:24

    市役所のHPに投稿ページがあれば質問を投げてみては?
    納得のいく回答が得られるかどうかはわかりませんが…
    まあ、文句を言う人もいたのかもしれませんし、
    やるとなると「例外」を作りたくなかったのでしょうね。
    そのあたりも「公共目的」を明確化にする「申請制」にするなど方法はあるとは思いますが…
    万人の賛同を得るのは難しいかもしれませんが、
    良い形でのリーダーシップを期待したい感じがします。

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  2. コメントありがとうございます。
    流木があった時に、、、いのししが出るから、、、などなど
    色々よくわからん話がありますが、どうも話は単純ではなさそうです。ただ、自然派の私にとっては、残念です。

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